ちょっとしたドキドキ&ワクワク感が欲しくて不倫関係になったのに、別れ話がもつれた結果、不倫相手から脅迫されてしまった・・・
実は不倫相手から脅迫されるパターンはそう珍しくもなく、別れたいのに脅されるまま関係を持ち続ける不倫カップルもいたりします。
もう不倫関係を清算したい、このままでは相手の妻にも関係がバレてしまうのではないか?
そんな不安な気持ちで日々を過ごすより、しっかりとした対処をしておくべきですが、不倫相手から脅迫された時、どのような対処方法を取るべきなのでしょうか?
話し合いの場を設ける
「別れるなら会社や家族にバラす」そんな脅迫を受けてしまえば、会社や家族(夫や父・母など)にまで関係がバラされたらどうしよう?そんな不安にさいなまれるのが普通です。
そんな不安を抱え込み、弁護士に相談した方がいいのか悩む前に、まずは不倫相手と話し合う場所を設けてください。
不倫にもさまざまなタイプの不倫がありますが、一方だけが不恋愛に夢中になりすぎていると、ますます別れ話はこじれますがこれは未練が残っているから。
どうしても別れたくない焦りや腹立ちから、つい「関係をバラす」と口から出てしまうこともよくあります。
1度の別れ話で簡単に終わる話ではないですし、この場合には「別れる理由」をしっかりと相手に伝え、もうやり直せない事実を理解してもらう必要があります。
別れの理由は色々あるでしょうが「彼との関係に疲れた」「もう彼も自分の夫も好きじゃない」「子供との時間を大切にしたい」など、彼が納得できる理由考えておき、これ以上の追撃を阻止していきましょう。
一度復縁し少しづつ離れていく
彼が復縁を望んでいるなら、一度復縁し少しづつ離れていく「フェードアウト戦法」も効果的。
彼としては今まで通りの関係を望んでいるのでしょうから、ひとまず一度復縁し彼の望みを満たしておき、自分からの連絡を少しづつ減らしたり、自らは連絡しないなど少しづつ接点をなくしてください。
一度食い下がり「不倫をバラす」とまで食い下がり、関係を修復したものの結局無駄だった・・・そうあきらめてくれれば大成功。
彼からの連絡が増えてもなかなか会おうとせず塩対応で切り捨てるなど「形だけの不倫」にむなしさを感じれば、自然と心も離れていきますよ。
脅迫された証拠を残しておく
不倫という関係性ゆえに「脅迫されている」事実を誰にも相談できません。
相手から不倫の証拠である画像・動画を送りつけられ、相手の本気度に恐怖や不安にさいなまれてしまうと、相手からのメールを削除したくなりますが、絶対に削除してはいけません。
脅しのネタになりかねない写真をメールで送りつけてきたら、絶好の証拠確保のチャンス。
バレれば困るのは相手も同じでしょうから、相手が既婚・独身に限らず絶対に削除せず保存しておけば、いざという時には効力を発揮してくれますよ。
ただし相手を挑発すると事態を悪化させる可能性も高いので要注意!
慰謝料問題の話をする
相手が脅迫してくるなら、別れの原因が「ふたりの不倫がバレそう」だからこそ別れなきゃいけない。そう伝えてみてください。
不倫する人はその場の流れやドキドキ感を求め不倫関係に踏み出していることもあり、不倫の代償としての「慰謝料」や「離婚問題」について真剣に考えてません。
しっかりとした「不倫の証拠」がそろっていれば、W不倫だった場合にはお互いの配偶者から「慰謝料請求」されますし、離婚の原因が不倫だった場合には慰謝料も高額になっていきます。
バラすと脅迫し不倫が表沙汰になった場合、慰謝料請求されるばかりか、高額な慰謝料を支払ったとしても何も手に入らない・・・
そんな事実を現実として理解すれば、大抵の人はあきらめてくれます。
警察や弁護士・探偵に頼る
話し合いも決裂し、不倫の代償である慰謝料請求問題にも向き合わず、ただひたすらおどし・嫌がらせ・暴力などの「脅迫行為」をやめてくれないなら、最後のとりでとして警察ら弁護士を頼ってください。
特に暴力や悪質な嫌がらせを受けている場合には、なおさら警察へ被害届を出すしかありません。
ところがやっかいなことに、警察は脅迫や暴行を受けている証拠がないといくら被害を訴えたとしても男女の恋愛のもつれは「民事不介入」とされかねません。
証拠がなければ警察は介入できないからこそ、別れ話を切り出した前後のメールから、脅迫されたメールやSNS(Twitterなど)電話の音声などもすべて証拠として押さえておく必要があります。
別れを望んでいるのに不倫関係を続けさせようとするのは立派な「脅迫罪」「強要罪」や「ストーカー規制法違反」にも該当しますが、不倫相手からの脅迫や強要・ストーカー行為をしてくる相手の証拠が見つからないなら、探偵や興信所を雇い証拠を集める方法もあります。
嫌がらせをやめさせたいなら警察へ、不倫相手と話し合いで穏便に収めたい、もしくは裁判沙汰や慰謝料請求をしたいなら弁護士に相談してください。
おわりに
不倫相手からもう何度も脅迫されている「別れるなら写真を家族(職場)に送り付ける」「バラされたくなかったら金をよこせ」など、脅迫やゆすりまがいの要求があったなら、すぐさま警察に届けてください。
下手に騒ぐと余計に不倫相手の怒らせストーカー化されかねない・・・そんな粘着質な相手なら、なおさら警察による手助けが必要ですし、弁護士や探偵・興信所に相談する方法もあります。
不倫は周囲に秘密な関係だからこそ、警察沙汰なんてと命の危険を感じるまで届けを出さない場合も多いですが、今では無料で相談できる男女のトラブルを相談できるNPO団体もありますから、まずはできることから始めてくださいね。
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