妻の方から誘ってみても旦那が乗り気でなく「セックスレス状態」そんな夫婦になると事態は少々深刻です。
夫をセックスに誘ったのに「今日は疲れてるから」そんなありふれたセリフで何度も断られると、再び誘う勇気が出ないままずるずると性交渉がない関係が続くようになると、不倫の延引にもなりかねません。
まったく求められないし求めても拒否されるのでは、夫婦の間に大きな溝ができる原因になり、仮面夫婦や離婚危機にも発展する可能性もあります。
男性は性欲も強くセックスも好きなはずなのに、なぜ旦那はセックスを拒否するのでしょうか?妻の頭を悩ます旦那のセックス拒否問題について考えてみましょう。
仕事で疲れている
いくら性欲の強い夫でも、仕事で疲れ切っている時には性欲が減退しその気になれません。
「性欲・食欲・睡眠欲」は人間の3大欲求ですが、性欲は人の生存に関係しないからか、あまりにも疲れすぎると性欲が減退し、セックスする気力すら湧いてきません。
女性も子育てで忙しい時期は性欲が減ることがありますし、セックスより睡眠を優先させるのも無理もありませんよね?
夫が仕事で疲れているなら、セックスはしばらく我慢。夫のサポートに徹した方が夫婦仲も上手くいきますよ。
以前セックスを拒絶されたから
過去に妻からセックスを拒絶された経験があったり、セックスについて傷付けられた経験があると、妻から誘われても拒絶し続けるパターンもあります。
過去に妻を誘った際「そんなにシタいなら風俗にでも行って」「必死すぎてキモい」など、妻からセックスを拒絶され続けていると、男としてのプライドが傷付けられます。
妻としては記憶にないほど些細なことだったとしても、夫としては妻からの手ひどく拒絶されたと感じていると、後々誘いをかけても過去の傷のせいでトラウマになっていれば、妻とのセックスを拒否するのも仕方ありませんよね?
夫は他人ではなく愛情のある妻とセックスしたいのに「風俗へ行け」「エロいことばかり考えてキモい」そんな言葉を投げつけられれば、妻から誘われても気持ちが動きません。
性的な傷は周囲に相談しにくいですし、男性は妻とのセックス以外の性欲の発散方法を心得ていますし、妻とセックスせずとも支障なく家庭生活を続けられる相手との「不倫」に走れば、ますますセックスレス歴は延長されてしまう訳です。
子作りの為にセックスしたくない
一番妊娠しやすいタイミングで性行為をし、受精しやすくする「タイミング法」と呼ばれる不妊治療の方法がありますが、夫によってはエッチな気分でもないのに子作りを強要されるのを嫌がり、セックスを拒否する人もいます。
子供を作ろうと話し合い、妊娠しようとタイミングを見定めてセックスをする。
実に建設的な方法ではありますが、夫がセックスしたい時に誘ってみても「今日しても妊娠できないでしょ」そうバッサリ断られれば、オレは種馬か?そう傷付きますし、朝から「今日は早く帰って来てがんばろうよ」なんて言われてもヤル気にはなれないものです。
子供が欲しくないの?そう文句を言われたとしても、子供は欲しいがセックスを管理されたくないのも夫の本音なのです。
自然な形で妊娠しないなら、子供はなくてもいい。内心そう考えている夫もいるので、よく話し合う必要がある夫婦の典型例です。
ED(勃起不全)
EDとは頭の中は興奮していても、身体が上手く反応しない状態の事です。
・加齢が原因で動脈硬化になり起こる「器質性ED」
・セックスがプレッシャーになり勃起しない「心因性ED」
・降圧剤や抗うつ剤による薬が原因の「薬剤性ED」
などが主な原因ですが、男としてのプライドもあり素直に妻へ言えぬまま「疲れているから」とセックスを拒否する夫もいたりと、デリケートな問題なだけに病院へも行かず、ひた隠しにした結果、夫婦仲がこじれてしまう例もあります。
不倫しているから
セックスしない以外夫婦仲や家庭も順調で特に問題ないようなら、妻以外の女性とセックスできる機会があるからこそ、妻とはセックスしない場合もあります。
「セックスレス=浮気・不倫」はある意味一番考えられる理由のひとつ。
元々性欲が強い男性なら、定期的に性行為ができないのはかなり辛いでしょうし、それなら他で発散しよう!そう思うのも当然ではあります。
もちろん妻との性行為が以前と同じようにありながら、不倫相手ともする夫もいますが、今まで週に1~2回あったセックスが減る、もしくは「疲れてるから」と断る回数が増えてきたら、不倫を疑ってもいいでしょう。
不倫以外にも風俗へ定期的に通ってるので、エッチの最中「マグロ状態」で何もしない妻より、プロの技術で満足させてくれる風俗嬢の方がいいと思う夫もいます。
妻としては自分以外の相手とのセックスで満足していると知ると、かなり大きなショックを受けるでしょうし、妻に全く問題がない場合は思う存分夫を責められますが、問題は夫婦の間に深刻な問題がある場合です。
男性側としては「つい出来心で」「バレないと思って」そんな甘えた考えから不倫に走る夫もいますが、「夫婦の関係に満足していないから」「EDに悩んでいる」など、深刻な悩みから不倫に走っているなら、早急に問題を解消しておかないと、離婚問題にまで発展しかねません。
おわりに
夫からセックスを拒否されるのには、必ず大小さまざまな原因が隠れていると考えてよいかと思います。
ただ単に仕事で疲れセックスを拒否しているのなら、夫の仕事が落ち着くのを待ちながら、家庭内でのサポートに徹していけば、やがては問題も解決できるでしょうが、その他が原因なら少々深刻です。
セックスを拒否される理由の中には、夫のメンタル面での問題や夫婦の確執、コミュニケーション不足からの浮気・不倫なども関わってきますが、男女共にセックスへの考え方の違いから、より夫婦関係はぎくしゃくしては家庭が壊れる原因にもなります。
「セックスを拒否された=愛情がない」
男女共にそう考える人は多いですが、不倫に走る人を見てみると「愛情」がなくとも性行為していますよね?確かに愛情があるセックスは尊いですが、それが全てではありません。
セックスは「愛情表現のひとつ」であって全てではないですし、男性だってしたくない・できない時もあること、性欲の強さ・弱さも関係しているので、一概に「男はエッチが好き、いつもしたいはず」とは言えないのです。
旦那にセックスを拒否される原因と愛情とは全く別物として考え、「愛情がないからセックスしない」なんて考えから抜け出さないと、セックス拒否解消の妨げになるので要注意ですよ。
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