結婚した頃は大好きだから結婚したのに、いつの間にか気持ちが離れ「嫌い」になっていたとしたら、結婚生活はかなり辛いものになるかと思います。
旦那は嫌いだけど、子供を育て生活していくには夫との結婚生活を続けなきゃいけない・・・そうなると精神的な負担はかなりのもの。我慢だけでは到底追いつかないでしょう。
嫌いなだけなら近くに寄らなければすむ話ですが、夫婦ではそういかないのが現実です。
上手く結婚生活を続けたいと願うなら、それなりに対処していく必要アリな関係ですが、どんな方法で接していけば嫌いな夫と円満な家庭生活を続けていけるのでしょうか。
夫を嫌いな自分を責めないで
「夫を愛してない」
なぜ私は夫を嫌いなの?愛情をもてない私は悪妻?
そんな罪悪感を感じていると、うしろめたさから嫌いな夫に尽くそうとしていると、夫に対し嫌悪感がますます大きくなり、夫をより嫌いになる可能性もあります。
結婚当初は夫が好きでも、時間が経つにつれ嫌いな部分が増えるのは当然の事。
大抵の妻は夫の嫌いな部分があるものですし、良い部分より悪い部分の方が見えやすいので、必死になって好きになろうとするのは逆効果です。
夫が嫌いな自分を責めず、思いつめすぎないことが、結婚生活を続けていく第一歩です。
夫に期待しすぎない
結婚し夫婦を続けていくうちに、夫に対し「何で何度言っても○○してくれないの?」そんなイライラが大きくなるのは、夫へ過剰に期待しすぎるのが大きな原因です。
結婚当時、夫と共に理想の結婚生活を送れると思っていたでしょうが、時間が経つにつれ自分の結婚生活が理想通りではなかった、夫は理想の相手じゃなかった・・・そんな失望から夫を嫌いになる妻は多いものです。
「○○してくれればいいのに」「○○すべき!」
など、夫への期待値が高いほど、実行してくれなかった時のショックやがっかり感が何度も続くと、自分の夫へ苛立ちばかりが大きくなり、妻の思い通りいならない夫が嫌いになってしまいます。
夫へ期待するのではなく、夫の行動を先読みし先に対策を立てておけば、夫にイラつくことなく乗り切れます。
要は夫を手のひらで転がすように管理し、夫の母親になった気持ちで接してみてください。
夫に期待はせず予測を立てつつ対処していけば、夫にイライラせず対処できますよ。
自分の気持ちをしっかり伝える
妻が抱える不満の中で多いのが、夫が妻の気持ちを理解してくれない事です。
男性は理論や言語をつかさどる「左脳」女性はイメージや感情をつかさどる「右脳」が発達していると言われています。
男性は論理的に考え行動しようとしますが、女性は感情やイメージする能力が発達していますが、女性は右脳・左脳をつなぐ脳梁が男性より発達しているので、話をする時も感情豊かに想像を交えて話せるからこそ、目の前にいる人の感情が一瞬で理解できます。
妻は夫を見ただけで「今日は疲れてる」「怒ってるかも?」そう想像できますが、男性は残念ながら脳の作りからして、相手の感情を察知しにくい構造なので、妻が何で怒っているのか、何がしてほしいのかが理解できないのです。
しかも自宅へ帰ればリラックスモードなので、より注意力が散漫になり、妻の気持ちを察することができず、妻の苛立ちはますます大きくなっていきます。
「何で察してくれないの?」「もう少し理解してよ」
そう思うでしょうが、雰囲気や態度で察してくれない夫には、しっかりと自分の気持ちを伝えないと理解してはもらえないので、嫌なことは嫌、して欲しいこともしっかり伝えた方が、お互いの気持ちも理解しやすくなりますよ。
嫌な所ではなく良い所を見よう
毎日一緒に生活している夫にイライラしていると、夫の嫌な部分しか見えてきませんし、夫の嫌な所ばかりに目を向けすぎてはより嫌いになるばかり。
嫌いな所ばかり指折り数えていては、離婚へのカウントダウンへ真っ逆さまです。
何でこんな人と結婚したんだろう・・・
そんな後悔する気持ちがより嫌な所を際立たせるので、嫌な所ではなく「良い所」を探してみるだけで、夫を見る目が変わってくるものです。
ものぐさな性格だけど子供の世話はしてくれる、神経質だけど約束はしっかり守ってくれるなど、夫の良い面を見ていくだけでも気持ちがだいぶ軽くなりますよ。
夫を自分で育てよう
夫の言動が気に入らないとついイライラした口調で夫に注意してしまいますが、これでは夫婦仲が悪くなる一方ですよね?
これ以上夫を嫌いたくないなら、夫の言動を頭ごなしに注意・怒るのではなく、さりげなく自分の考えや好みを教え、育てていった方が家族として一緒に過ごしやすくなります。
例えばですが、いつもはその辺りに服を脱ぎ散らかしている夫だったなら、子供に「服はちゃんと洗濯機に入れるか、カゴに入れてね」と教え、子供が実践しているのを見ているうちに、自然と夫もやってくれるようにもなります。
しかりつけてやらせるのではなく、夫に自主的にやってもらうように仕向けていけば、大分家庭内も過ごしやすくなるはずです。
おわりに
一生添い遂げるつもりでするのが結婚ですが、最初は気の合うふたりでも、一緒に暮らしているうちに夫が嫌いになるのもよくある話です。
夫が嫌いなら離婚すればいい。そう言えるのはしょせん外野だからこその意見であって、そう簡単に離婚なんてできませんよね?
子育てと夫の世話を両立するのは大変ですが、上手く結婚生活を続けていくには多くを求めすぎず、妥協点を見つけながらお互い歩み寄る姿勢も大切ですよ。
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