「独身女性の不倫」と聞くと、不倫をズルズル続けた結果、不幸になってしまうのでは?なんて下世話なことえお考えてしまいますが、不倫関係だったとしても長い目でみれば幸せになれる関係ももちろんあります。
不倫なんて道徳的・世間的にも許されない関係なのに、幸せになるなんて信じられないと思う人もいるでしょうが、不倫の方向性によっては不幸・幸せになれるもの。どんな不倫が明暗をわけるのでしょうか。
不幸になる不倫
なかなか別れられない不倫
「妻とは別れるから」「今離婚話を進めてるんだ」など、今はまだ無理だけど、いずれは一緒になりたい・・・そんな結婚をほのめかすような言葉をかけられれば、本気で彼に恋している独身女性なら、彼との未来を夢見て付き合い続けてしまうものです。
ところが残念ながら、本心から妻と別れて不倫相手との結婚を望んでいる既婚男性はごく少数。
二人の今後の話を持ち出すたびにのらりくらりとはぐらかされ、ズルズルと不倫関係だけが続くだけで、いつまで経っても結婚してはもらえないのは、不倫のもっとも多い例でもあります。
よくある話ではありますが、彼への恋愛感情が正常な判断能力を妨げ、不倫関係がバレて別れるか、いつまでも煮え切らない態度の彼に愛想を尽かし、彼女の方から別れ話を突きつけ去っていくかの2択しかありません。
一番オーソドックスな不倫のパターンではありますが、このような不倫を経験すると、独身男性と付き合ったとしても、恋愛不審から男性の事を信用できなくなる場合もあり、二重の苦しみを味わうことも・・・
独身時代の美しい時期を不倫に費やしてしまった
不倫は周囲や奥さんにバレず、お互いに心変わりしないままならいつまでも付き合い続けられる関係です。
20代前半の若い頃から不倫相手と付き合いだし、そのままずっと誰にも関係がバレずに不倫関係が続いてしまえば、10~20代前半から付き合い続けたとしても、10年経てば20代ギリギリか30代前半。
貴重な20代を不倫に費やす事で、もしかしたら「出会えたかもしれない運命の相手」を取り逃しているかもしれないのです。
世間的によく言われる「結婚適齢期」は、最近でこそ女性は29歳頃になっていますが、交際期間を考えれば20代半ばから28歳頃までには出会っておかないと、この時期頃には結婚は難しいですし、運命の相手まで取り逃がしてしまうことになりかねないのです。
若い時期は特段何もせずとちやほやされる時期ですし、若いというだけで男性も寄ってきますが、30代になると「付き合うと結婚」なんてワードが頭にちらつくので、20代のころに比べ声をかけられる確率も急激に下がってしまう事も、忘れないようにしてくださいね。
不倫がバレた上慰謝料請求される
彼の妻に不倫関係がバレるだけならまだしも、弁護士や司法書士まで雇われ慰謝料請求までされてしまえば、この上ない不幸な不倫としか言いようがありません。
よく不倫がバレても別れれば大丈夫。慰謝料までは請求されないと思い込んでしまいますが、夫を奪われた妻の怒りはそう簡単に収まるはずもなく、弁護士まで雇いきっちりと請求される人が増えています。
いくら遊びの関係だと主張しても、遊びでこんな事をされたと知ればより怒りはさらに大きくなるばかりで、より態度を硬化させればより問題は大きくなりかねません。
結婚生活の長さや離婚する・しないによって金額は変わってきますが、慰謝料の制裁を受けた金銭・精神的的ダメージから、いくら好きな相手だったとしてもこれでもう添い遂げる可能性も消える事に・・・
幸せになれる不倫
不倫相手に依存しない
男性が不倫相手を探す場合、自分より格下・年下な相手を選びますが、これは相手に頼られることで自尊心が満たされ、男としての自信につながったりと、自分の力を見せ付けられ、依存してくる相手を選ぶ傾向があるからです。
普通の恋愛の場合、上下関係などない「対等な関係」でないと、どちらか一方の余計なストレスがかかるようになり破局へ大きく近づきますが、相手に依存しない対等な立場と距離感で恋愛していけば、おのずと関係は上手くいきます。
不倫相手に依存するタイプの人は「彼が離婚すれば幸せに」「彼が運命の相手だから」だからと一方的に思い込むもの。
ところが一向に離婚してくれなかったりと、都合の悪い事態になれば「彼が離婚しないから幸せになれない」「みんな彼のせいなんだ」とばかりに幸せになれないんだと、すべてを彼に押し付けていては幸せになれるはずもないですよね?
不倫は相手に一方的に「依存」し、「期待しすぎる」と精神的につらくなっていく関係です。
特に独身女性ならこの先の人生にも不安を感じるでしょうし、大好きな人に依存し甘えていられる間は幸せでしょうが、一方的に寄りかからず自分の力で幸せになろうとする力があれば、不倫が継続、または終わったとしても自分の力で幸せになれますよ。
いつでも不倫から卒業できる覚悟がある
いくら彼のことが好きだったとしても、所詮「不倫関係」なんだから、いつでも卒業できる距離感を持っておくのは大切です。
いつでも別れる覚悟ができていたり、最初から割り切った関係なんだから、何かしらの不都合があったばあいにはスッパリ別れ覚悟ができていれば、精神的にもそれほど不安定になることなくやり過ごせます。
関係がバレそうになればいつでもさっさと別れられる覚悟ができている人は、常に精神的な身軽さを持っているからこそ、いつでも卒業できる覚悟ができるというものです。
自分がどうしれば幸せになれるのか?常に冷静に状況をチェックし、衝動的に動かない心の強さがあれば、他に条件が良い相手がいればさっさと乗り換え、自分の幸せに向かいまい進できますよ。
まとめ
不倫で不幸になるか・幸せになれるのかは、考え方によって変わっていきます。
不倫だから幸せになれない、そんな決め付けがあれば一般的な「結婚」という形に無理やり二人を収めようとしたりと、一方が望まぬ形の幸せを一方的に押し付けていると、ふたりの関係までも自らぎくしゃくさせるようになりかねません。
「もっとイイ女になれば」「離婚してくれれば」そんな一方的な願いをぶつけるのではなく、幸せにしてもらう事ばかりを望まず、自らの力で幸せになるにはどうしたらいいのかをよく考え実行していきましょう。
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