新婚当初は離婚なんて自分達夫婦には関係ない♪と思うでしょうが、今現在3組に1組が離婚している世の中ですから、離婚するまでに関係がこじれるには必ず何らしらの原因があるものです。
離婚を切り出され初めてそこまで追い詰めていたことに気付いても、気持ちが冷めた後では関係を取り戻すのはかなり難しく、努力せずにあきらめてしまえばそのまま離婚へ一直線!
近しい存在だからこそ相手の変化に鈍感になりがちですが、離婚の原因になりやすい部分に注意し生活していれば離婚も回避できます。
離婚は人生を左右しかねない問題ですが、世間の夫婦はどんな理由で離婚しているのでしょうか?
配偶者の不倫や浮気
たった1度の不倫や浮気で離婚なんてと言う人もいますが、何度不倫や浮気されてもじっと我慢し耐え続けたり、すでに配偶者に愛想がつきてしまい、仮面夫婦として生活することを選択し離婚しない夫婦もいます。
不倫や浮気は一時の気の迷い、じっと待ち続ければ夫は帰ってくると、けなげな妻がいる一方、1度の不倫でも許せないと離婚を突きつける人もいますが、どちらも間違ってはいません。
不倫は自分の配偶者を裏切る行為ですが、不倫している人はそこまで深く不倫が悪い事とは考えていません。
夫婦関係がマンネリしている、家族関係に不満がある、仕事でストレスが溜まっているなど不倫に走る理由はさまざまですが、バレれば夫や妻・子供を悲しませる事にまで想像できず、ちょっとした火遊びのつもりで不倫に手を出しています。
以前は不倫や浮気は夫が大多数でしたが、最近では妻の不倫調査を依頼する男性も増え、依頼は男女半々にまで増えています。
たった1度の不倫で・・・なんて甘えた考えで接するのではなく、絶対に浮気しないか、絶対に浮気を隠し通すかにしてくださいね。
性格の不一致
結婚してみたもののふたりの性格が合わないと気付き、短期間の結婚生活を経て早々に離婚する夫婦も増えてきています。
付き合っている時は気が合う恋人同士だと思っていても、結婚してみると今までとまったく違う状況になってしまった・・・そう悔やむ夫婦は多いですが、新婚当初から合わなかった、少しづつ性格にズレが生まれたりと、離婚問題に発展しやすくなります。
同じような性格だと「気が合う」し「気持ちが通じ合っている」と思いやすいので、一緒にいて居心地も良く、まさに運命の相手と思いやすいですが、これは似たような性格がゆえに自分の嫌いな部分を夫や妻に見つけてしまうと、より強い嫌悪感を感じるもの。
例えばですが、双方とも気が強い相手と結婚し、ちょっとしたことでケンカになったとしても、お互いに気が強いからこそケンカはますますヒートアップしやすくなるので、同じような性格の夫婦は離婚に至ります。
一方妻が気が強く夫が大人しく優しい性格なら、怒る妻の怒りが収まるまで待つか、すぐ謝罪し収めてくれるのでひどいケンかにもなりにくくなります。
性格が似ているから結婚しても幸せになれる!そう単純に思うでしょうが、一概には言えません。
結婚してうまくいきやすいのは「全く正反対の性格」ですが、違いを認め合える相手なら結婚もうまくいきます。
金銭感覚の違い
結婚生活は共に生活していくことですが、金銭感覚が大きく違いすぎると夫婦関係に亀裂が入ります。
よくある話ですが、夫がギャンブルばかりで家庭にお金を入れない、妻がブランド好きでブランド品ばかりを買いあさる、身の丈に合わない生活をし続け気付いたら家計は破産寸前だったなど、金銭感覚の不一致は結婚生活に深刻なダメージを与えます。
結婚前はそう気にならなくとも、夫の収入が良く生活基準が一気に上がったことで、衝動買いが多くなる妻もいますし、子供の教育費や住宅購入資金など、金銭感覚の違いが大きな溝になると、離婚のきっかけにもつながります。
親との同居・介護問題
以前は長男(長女)が親の面倒を見るのが主流でしたが、現在では高校・大学を卒業しそのまま都心に就職する人が増えてきたことで、親との同居・介護問題で夫婦の意見が食い違うようになり、離婚問題にまで発展するパターンもあります。
夫の親との同居や介護問題は大変深刻で、ただでさえ嫁・姑問題でもめていたのにさらに介護問題まで加われば、確実に苦労が倍増するのは妻ですが、夫が逃げてばかりで協力しようとしないようなら、離婚問題にまで発展してもおかしくはありません。
子供ができなかった
結婚すれば子供ができると考える夫婦が多いかと思いますが、新婚生活を満喫し、そろそろ子供でもと思い始めたものの、一向に赤ちゃんが授からず結局離婚する夫婦もいます。
夫婦同士の相性が合わなかった、夫・妻どちらかに問題がある場合には妊娠しにくい場合もありますが、自然妊娠が無理だと分かると妊娠しやすい時期に追い立てられるように性行為を強いられれば次第に性行為が苦痛になり、結婚生活事態がギクシャクし始めれば、心が離れてしまいます。
周囲から「子供はまだ?」と聞かれるたびに罪悪感を感じるようになりますし、つらい不妊治療をしてもなかなか子供が授からないストレスから、離婚する夫婦も増えています。
夫のモラハラ&DV
外ではいい人で通っているのに、自宅では妻に暴言や暴力を振るうモラハラ(モラルハラスメント)・DV夫(妻)が原因で離婚することもあります。
モラハラ加害者・被害者双方とも、自分がモラハラしている・モラハラされている自覚がなく、そのまま放置しておけばモラハラもひどくなり、うつ病やパニック障害の原因になることも・・・
DVも同様で、自分の非を認めず都合の悪いことが起こるとすべて妻・夫のせいにする、自分に甘い自己愛を満たす為に、配偶者や子供をすべて自分の好きなようにコントロールしようとします。
モラハラやDVを受ける人は、真面目で責任感が強く他人に尽くすのが大好きなので、他人から指摘されるまでモラハラやDVを受けてることにも気付いていません。
何かのきっかけでおかしいことに気付き、他人からの協力を得て離婚できますが、多くが地方自治体や家族の助けを得て離婚しています。
まとめ
まさかうちが離婚なんて(笑)と思ったとしても、結婚生活に絶えられないと切羽詰れば離婚に踏み出すものです。
幸せな時はパートナーの大切さになか気付けませんが、失ってから後悔しても失った時間までは取り戻せません。
どうしてもやり直したいなら関係修復に努め、無理なら今後の人生をどう歩むべきかよく考え行動してくださいね。
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