好きになった相手に恋人や配偶者(夫・妻)がいたとしても、そう簡単に忘れられないのが恋愛感情の難しいところです。
恋人や配偶者がいる相手を好きになり、両思いになったとしても関係が周囲にばれてしまったら「最低!」「倫理観が無さ過ぎる」と非難を受けるようになります。
他人から責められるほど絆を強く感じるようになり、感情のおもむくまま暴走しては取り返しのつかない後悔にさいなまれることも・・・
略奪愛は世間的には幸せになれない関係だと言われますが、略奪後の人生に幸せは待っているのでしょうか?
略奪愛は周囲から祝福されない
他人の恋人や配偶者を奪えば、周囲の友達や親族や世間的にも不道徳だと非難されます。
普通に出会い、恋愛・結婚と一般的なルートを経て結ばれれば周囲からも祝福され、明るい人生の第一歩を歩めますが、他人の恋人や配偶者を奪い付き合うようになり、結婚したとしても心から祝福される事はまはずありません。
他人から後ろ指を指されたとしても、私達の愛は本物だ!といくら主張した所で「他人の恋愛や家庭を壊した」事実は変わりませんし、何年経った後でも陰口をたたかれ続けることを覚悟しておく必要があります。
特に職場内ので知り合い略奪したと知れれば、お互いを知っているからこそ拒否反応が強く、仕事にも支障が出る可能性も・・・
もし職場内で不倫関係にになった事が原因で離婚したのなら、できる限り離婚原因を悟られないようにしないといけません。
すぐに倫相手と結婚することになったとすれば、格好のうわさ話の餌食になりかねませんから、できれば離婚後半年~2年以上は時間を置きほとぼりを冷すようにしないと、変に勘ぐられてしまうので注意してくださいね。
奪った恋は再び奪われる?
他人の恋人や配偶者でも、好きになったからには自分の恋人にしたい。そう思う気持ちは理解できますが、苦労して奪ったとしても、その後再び奪われるかも?そんな不安にとらわれ続けるようになります。
いつか自分も「略奪」されるのかも?そんな不安に付きまとわれるようになれば、奪う前には幸せだったとしても常に不安や嫉妬心から逃れられず、つい相手を束縛するようになれば、関係がおかしくなりやがて別れに発展します。
奪えば幸せになれると思うでしょうし、奪った後は幸せな恋愛や結婚生活が待っていると簡単に考えがちですが、結婚すれば常に不倫を疑うようになり、残念ながら今度は奪われる恐怖におびえるようになりやすいもの。
絶対に信じられる相手かどうかをよく考え、それでも奪いたい相手かどうかもよく考え子魚津してくださいね。
経済的負担と引き換えに結婚したものの・・・
略奪し結婚したとしても、結婚前から大変な結婚生活になる覚悟がないままでは、残念ながら夫婦関係が上手くいきません。
不倫関係だったとしても本気で好きで、幸せな家庭を築いていける!そんな確信があったとしても、残念ながら計画通りにはいかないもの。
不倫が原因で夫婦関係が破綻したとなれば、それ相応の「慰謝料」を支払う必要がありますし、元妻(夫)側が子供を養育するなら「養育費」を支払う義務が生じてきます。
ふたりの関係が燃え上がっている頃なら、お金を払ってでも結婚したい!と思うでしょうが、「結婚=生活」なわけですから、新婚早々お金もなく愛情しかない生活を強いられても、結婚生活を続けるのは難しいものです。
不倫関係が原因で離婚した場合、高額な慰謝料(50~200万前後)を支払う事になりますし、養育費は子供が18~22歳になるまで支払う義務があり、十数年一定額を支払い続けるのは想像以上に大変です。
お金がないと自然と神経がピリピリしますし、そうなれば夫婦関係も自然と上手くいきにくくなり、再び離婚する可能性も高まります。
相手実家との関係がギクシャク
他の人と付き合っていた相手を略奪したり、不倫の末離婚し再婚した場合、相手の義実家との関係が上手くいかずギクシャクし、居心地の悪い関係になりこともしばしばです。
ようやく親公認の仲になれた、結婚できたと喜ぶのもつかの間、結婚する前から前妻・前夫と比べられ嫌味を言われることもありますし、再婚後子供が生まれたとしても他の孫に比べ差別され、地味な嫌がらせが何年も続いたりと、義理の親子や親戚関係になるだけにつらい日々が続く人も。
結婚すれば戸籍上は夫婦ですが、前の結婚相手との関係が良好で義両親や親戚から好かれていれば、自分が思っている以上の努力をしないと認めてはもらえません。
略奪愛が上手くいくかは心がけ次第
略奪と言われるのは心外でしょうし、元恋人や元配偶者よりも自分の方との相性が良かっただけと反論したくもなるでしょうが、周囲からはあまり良い目で見られないのが現実です。
略奪愛から幸せになりたければ、周囲の目を気にせずふたりの気持ちを強く持つことです。
周囲の目は冷たいでしょうし嫌味や陰口を叩かれるでしょうが、恋愛は自由なもの。誰を好きになり恋人・結婚をしようと当事者同士の問題に外野が口出しする権利はないのです。
ふたりの愛情が本物なら多少のつらさも乗り越えられますし、より愛情や絆が深まるきっかけになります。
これからお付き合いを続けるのも、相手と結婚し家庭を持つ大変な決断をした者同士、これまで悩み苦しんだこと、以前の恋愛の中で感じた反省点を活かしながら何年も忍耐強く生活していけば、周囲もやがては受け入れてくれますよ。
まとめ
略奪愛なんて言われると聞こえが悪いですし反論したくもなりますが、そんな悪意のある言葉を覆すには、今後の恋愛・結婚をどう過ごすかよく考えていく必要がります。
最初からハードルの高い関係ですが、どうしたらお互いに居心地の良い関係を作れるのか、言うべき部分は言い、引く部分は引いたりと対等な関係を保ちながら、じっくりと関係を作り上げてくださいね。
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