かつて日本でも大人気になった「Xファイル」の主人公モルダー役のデイヴィッド・ドゥカヴニーや、元アメリカ大統領のビル・クリントン、プロゴルファーのタイガー・ウッズが「セックス依存症」だと以前大々的に報道されましたが、セックス依存症なんて男性しかかからないと思い込んでいませんか?
すべての依存症は男女関係ありませんし、今恋人がいないから大丈夫な訳でもありません。
しかも依存症は本人すら気付いていない事も多く、周囲に指摘され初めて思い当たる人も多いもの。
ではセックス依存症の女性には、どんな特徴や行動が見受けられるのでしょうか?
容姿やセツクステクに絶対的な自信がある
周囲の友達より私の方が容姿が上だし、何よりモテる!セックスだって元彼も今の彼氏も私のテクに夢中になってた。
そんな風に見た目やセックスに自信満々な人は、常に周囲の人々に認めてもらたがっています。
ところがセックス依存症な人は、コミュニケーションを交わし合い信頼関係を築くのが苦手なので、内面を人の前にさらけ出せません。
普通ならある程度親しくなってからでないと身体の関係にはなりませんし、もっと親密な関係になりたいからこそ性的な関係を結びます。
ところがセックス依存症の人は、親しくなる前からセックスで相手を魅了しようとします。
強い「性的快楽」を感じると、再び同じ快楽を感じたいと強く思ってしまうので、常にセックスの事が頭から離れないからこそ、強くセックスを求め続けるようになります。
通常ならセックスは愛情を確認し合う為の行動ですが、セックス依存症な人は恋人だけでは飽き足らず、自分の周囲にいる同僚や上司・男友達・ナンパしてきた男とセックスを繰り返し、さらに深い快楽を味わいたいと手当たり次第相手を探すようになります。
自分に自信があるからこそ次々と男達を夢中にさせたい。セックスは人の中にある根源的な欲求ですが、毎日常に頭の中はセックスのことばかりでは、日常生活にまで支障をきたすようになりかねません。
愛情に飢えている
両親から十分な愛情を受けていない、それどころか虐待を受けて育った過去がある場合、ゆがんた性欲にハマってしまうことがあります。
今まで受けられなかった愛情をもっと欲しいと感じるあまり、愛情を示す為に行うセックスを「愛情」もしくは「汚された自分はもう何をしても汚いままだ」と自分の存在を嫌悪するようになり、ますます深みにハマってしまうのです。
なかには親や兄弟・親戚・顔見知りの大人からの「性的虐待」のせいで、大きなトラウマを抱えたまま大人なり、自分がされた性的なイタズラをする性犯罪や性的虐待の連鎖は、一部のメディアで大きく取り上げられ問題視されています。
大人になった頃には異様な性欲を持て余し、セックスに対して曲がった価値観を持つようになれば、男であれば誰でも誘ってしまうようになります。
何らかの理由で人間不信になっている
周囲の人の中に理不尽な振る舞いをしたり、自分の思い通りにならないことで怒りをぶつけてしまうタイプは、人間不信だからこそ自分の感情を制御できない場合があります。
子供の頃からつらい目にあっていた、いじめにあっていたようなら、人間不信になるのも無理はありません。
人間不信になれば周囲の人々を信用できなくなりますし、親しい友達もできず、孤独を抱え込むようになります。
孤独は人を抑圧し寂しさはストレスをより大きくしますが、抑圧された孤独をセックスの相手として求めらることで、ストレスや孤独を発散させようとします。
ところがセックスだけの関係は、性行為中に感じる短時間の快楽のみで、寂しさは短時間しか癒されません。
終われば再び寂しさに襲われる為、どん欲に求め続けるようになり、セックスにハマってしまうのです。
ホルモンバランス異常
性ホルモンである「テストステロン」が増えすぎてしまうと、セックスばかりを求めるようになりますが、テストステロンの増殖はホルモン療法で改善可能なホルモンです。
男女共にホルモンが増えすぎ、性衝動を抑え切れなくなると、性的に相手へと依存するようになりすぎ、関係が上手くいかなくなる事もあります。
あまりにも衝動が抑え切れないなら、病院で検査を受けてみてくださいね。
モテ願望が強すぎる
女として異性からモテるのはうれしいことですが、極端なまでにモテ願望が強すぎてしまうと、モテる為だけにセックスをエサに次々と男性に色目を使うようになり、セックスへのハードルがどんどん下がってしまいます。
以前は周囲の友達と同じような価値観でセックスをとらえていても、自分の身体をエサにすれば簡単に男が寄ってくる。
そんな間違った考えを持ってしまうと、恋愛対象外の相手だとしても、チヤホヤされただけで即身体を許すようになります。
最近では出会い系サイトや出会い系アプリで簡単に他人と知り合えるので、見知らぬ誰かとその日のうちにセックスできてしまう為、ますます深みにハマりやすい部分もあります。
エッチをすればかわいい・キレイだと言ってくれるでしょうし、自尊心も満たされるのでしょうが、不特定多数の男性と交わればその分妊娠や性病にかかるリスクがかなり高くなりますし、依存症になればカウンセリングを受けない限りやめられなくなります。
セックス依存症の対象は性行為だけじゃない
セックス依存症は性行為だけでなく「性」を感じさせる行為自体すべてが対象になってきます。
・自慰行為を一日に何度やっても気がすまない
・雑誌やAV、アダルトサイトなど、性的刺激を感じさせるものを常に見ていたい
・金銭ではなく性行為メインで性風俗店へ勤務している
・のぞきやチカン(痴女行為)・露出などの性犯罪、野外での性行為
一日のうち何時間も性的興奮を求め続けていると、やがて少々強いくらいの性的な刺激では満足できなくなり、ますます深みにハマっていきます。
最初はいつでもやめられると思っていても、アル中や薬物依存と同様で、いつの間にか性的な刺激なしではいられなくなり、ついには薬物にまで手を出すようになりかねません。
依存している間は嫌なことはすべて忘れてしまえますが、ずっと依存し続けるのもかなりしんどいもの。やめたい場合には精神科や心療内科を受診したり、カウンセリング・依存症専門のNPOに相談するのをオススメします。
まとめ
依存症は歯止めがかかりにくいですし、周囲から止められてもやめられないせいで、まわりから孤立する原因になりかねません。
もしかしたら私って・・・と思ったら、まずは専門のお医者さんやカウンセリングを受け、依存症を克服していきましょう。
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