幸せな家庭生活を送っているなら不倫なんてしないのでは?と思うでしょうが、家庭生活が上手くいっていようがなかろうが、不倫する人はしてしまうもの。
誰もが不倫はいけないことだと理解していますが、不倫できるチャンスがあったり、家庭に不満があったりと、不倫に走る原因は人それぞれです。
その心理は複雑で、妻が嫌いになり不倫に走る人ばかりではなく、本命は奥さんと言い切る男性もなかにはいるほど、女性にとっては理解不可能な心理状態であるのは確かです。
もしうちの夫が不倫したら・・・今現在不倫されているかも?そんな疑惑があるようなら、不倫している既婚男性の心理状態を知っておき、今後に備えてくださいね。
「このくらいなら」そんな甘え
不倫は恋愛と同じで相手がいないと成立しない関係ですが、既婚者と知りながら女性から言い寄られたり、ちやほやされてしまうと「オレだってまだイケる」そうまんざら悪い気はしませんし、食事や酒を飲むくらいなら不倫(浮気)じゃないと軽く考えています。
そんな甘えからズルズルと関係を続けてしまい、ついに一線を越えてしまえばなかなか後戻りできなくなるのを、夫は理解していないのです。
このくらいなら奥さんも許してくれる。そんな軽い気持ちで不倫に踏み出す男性がほとんどですが、不倫された側を思いやれる気持ちがなく、ただ一方的に妻へ甘えている夫なら「これくらいなら平気だろう」そう気軽に不倫に走ります。
寂しさを満たしたい
子供の頃は誰しも親に依存しています。
特に母親との関係は特別なものですが、男性の場合特に母親について強い依存心を感じ、甘えることで母親に依存し、自分を守ってくれる存在と感じています。
普通なら思春期がくれば自然と母親から離れ、大人として成長していきますが、大人の男性になり結婚して家庭を持つようになれば、今度は自分の「妻」や「家庭」に依存するようになります。
家庭生活に満足できず不満を感じるようになると、寂しさから家庭以外で寂しさを満たそうと不倫に走ってしまうのです。
依存している男性の中には妻に対して悪口を言う人もいますが、これは寂しいからこそついグチをこぼしてしまうだけで、本心から口に出してはいません。真に受けないようにしてくださいね。
不倫は単なる刺激・興奮剤
不倫は単なる刺激や興奮剤の代わりで、妻と別れる気なんて全く無い男性がほとんどです。
家庭円満で何の波風もなさすぎれば、退屈のあまりほんの少々刺激が欲しい。妻には感謝してるけど、夜の生活にマンネリしているなど、家庭生活が順調だからこそ火遊びを楽しみたい男性は多数いるのが現実です。
不倫をただの刺激と割り切り、家庭円満で順調そのものなんてある意味最低ですが、不倫している方がストレス発散になり、仕事や家庭も上手くいくなんて考えている男性もいるので、要注意ですよ。
セックスを思う存分楽しみたい
夜の夫婦生活、つまりセックスにマンネリを感じていたり、妻の事が好きだからこそ自分の本当の性癖をさらし妻に嫌われたくない。そんな気持ちから不倫相手との関係で欲求不満を解消したいと不倫に走る人もいます。
何年も夫婦生活を続けていれば、エッチがマンネリするのは当然ですし、妻によっては出産後夫を拒んだり子育ての忙しさから体力的にセックスを嫌がったりと、セックスレスになれば欲求不満が溜まるようになり不倫に走るようにもなります。
女性は出産・子育てに忙しいと性的な欲求不満を感じにくいですが、男性は本能的に女性を求めるので、子供ができた時期を機に夫婦関係が上手くなることも多いですし、仕事やプライベートで強いストレスを感じていると、ストレスよりも強い刺激を求めることも。
妻より本気で不倫相手を好きになった
不倫に走る男性のほとんどが不倫相手より最終的には妻を選びますが、人によっては不倫相手を心の底から好きになり、不倫相手との再婚を目指し妻へ離婚を突きつける夫もいますが、そこまでして離婚し再婚したものの上手くいかず、離婚を後悔する方も多いようです。
結婚と恋愛は全くの別物はとよく言いますが、不倫の真っ最中は男としてのプライドもあり不倫相手に対して優しく振る舞います。
不倫という特殊な状況の中で「許されない恋愛」に酔いしれていても、燃え上がった気持ちのまま再婚しても、今までと違い優しくない態度にお互い後悔するなんて事も決してめずらしくありません。
妻との関係が心底冷め切っていたり、性格・価値観の不一致で離婚を考えている時期に、妻より気が合う相手に出会ってしまえば、家庭から心が離れてしまうのもしかたないことです。
結婚してるんだからそう簡単に離婚できないでしょ?結婚後数年以上経過するとそう考えがちですが、夫婦の間にコミュニケーションがなくなれば意思の疎通が上手く取れなくなり、心が離れてしまうことだけは、決して忘れないでください。
まとめ
おもしろくない現実から目をそむけ、ドキドキ&ワクワクできる刺激や自尊心を満たしたい・依存し甘えたい・男として認められたいなどが複雑にからまり合い「性欲」や「寂しさ」として表に出ているだけで、基本的には不倫はあくまで「現実逃避」の手段でしかありません。
不倫関係の始まりとして「上司と部下」「先輩後輩」が多いのは、男としての力を感じさせてくれる相手だったり、か弱い存在を守ってあげたいなどの力関係を実感したいなどの色々な欲求を満たしてくれるのが不倫なのです。
夫婦関係が良好だった場合でも、単身赴任や昇進・転職・独立など、生活環境が大きく変わり、金銭的・精神的ストレスを感じるようになった時でも、ストレス発散の為に不倫に走る夫もいるので、一見仕事やプライベートが充実していても周囲が大きく変化しているなら、注意しておくに越したことはありませんよ?
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